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日本の石炭火力発電。2

COP25は各国のCO2削減目標を決める為の会議である。小泉環境大臣は演説で、日本は目標に完全にコミットしていると述べた。中身が具体的でなかったものの趣旨には合っている。

一方、グテーレスは日本の石炭火力発電政策を批判したが、それは手段に関してであり、日本の有害物質排出量が多いであったり、CO2削減量が目標に達していないなど、故意か、無知によるものなのか、具体的にCO2削減量に言及していない。

日本のメディアも同様に抽象的に石炭火力発電を批判するが、日本の環境政策の是非は、CO2削減量が目標に対して高いのか、低いのかでしか、測れないはずである。

先日のNEWS23は特にひどく、日本だけが石炭火力からの撤退時期を定めていないことだけを取り上げていた。

日本は石炭に頼らざるを得ない事情から、石炭火力の比率を維持したまま、石炭火力発電のクリーン技術、高効率化を突き詰め、CO2削減目標を達成しようとしている。

世界で化石燃料が使われなくなるまで、この政策は有効なはずであり、日本が批判されるのは、日本だけがCO2削減目標を達成できなかった時だけではないのだろうか。