日本の石炭火力発電。
日本の石炭火力発電の性能を調べてみました。
まずCO2排出量は下のグラフの通り、天然ガス、石油と比べると、どうしても多いようです。化学式を思い浮かべると自明なのかもしれませんが、化学は専門でないので分かりません。
また燃料別でみると石炭は有害物質は多いですが、日本の浄化技術のレベルはどうなのでしょうか。下のグラフは各国の火力発電による有害物質排出量の比較です。
イタリアを除けば主要な国より、かなり優れています。日本の石炭火力の比率は高めなので、日本の浄化技術はトップレベルだと言えます。
石炭は今のところ、最も経済性が優れた発電燃料です。日本以外の先進国では先細りになっているのは事実ですが、まだまだ世界中で欠かせないエネルギー源です。こうした現実の中で日本が最高レベルの石炭火力発電技術を輸出することは有害物質、CO2の削減につながるのではないでしょうか。
兎にも角にもCOP25での小泉環境大臣の演説は残念でなりません。